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なみじょ!!!!!!

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スポーツは…

観戦するのは好きですけど

やるのは苦手です。

 

苦手な理由は沢山あります。

その理由を

(いきなりですが本題の前に)

ダラダラ書き連ねます。

 

一・スポーツをヤッてる人

  その全員がでは無いんですが…

  普段はマトモな人が、

  いざスポーツを始めると

  酒も入ってないのに

  妙に加減知らずの痛々しいキャラに

  変貌を遂げていく、

  まるでゾンビ映画で人間が

  ゾンビ化してっちゃう過程を

  見させられてるかのような

  あの感覚が…キツイ。

  思い起こせば小学生の時

  軽いノリでナンチャッテ野球を

  仲間達と楽しんでたら

  一人のガチ野球少年の参加を皮切りに

  どんどんガチ勢が増え場が浸食され

  いずれ軽いノリのほうが

  変な扱いに…という苦い記憶が。

  …こっちは

  山の入り口あたりの茶屋で

  日々安穏と過ごしてたいし

   その継続を目的としてるのに

  入山したヨクワカンネー登山者が

  「ここに留まらず頂上を目指すべき!」

  って別の価値観を押し付けてくる、

  それが もうね、たまらんワケです。

  文句を言おうにも

  基本 相手はパワー系だもんでタチ悪くて。 

  っってのが まず1つ。 

 

一・自分が小中高生の多感な時期に、

  運動神経抜群だったのならば

  更なる上を目指そうとしたかも

  知れないし、

  ひどく運動音痴だったのならば、

  それがコンプレックスとなり

  スポーツというものに

  なんらかの執着を示すように

  なったかも知れないんですけど

  運動神経…競技によりけりですが

  普通より上か下かって程度

  だったので

  特に気持ちの揺さぶりが

  起こらないまま今日に至った。

 

一・大前提なんですが、

  戦う理由が解らない

  これまた思い起こせば小学生の時に、

  体育の時間

  さっきまで仲良く話してた友達と

  急に紅組と白組とで分けさせられて

  さぁファイトってのが まぁよくあって、

  そのたびに自分は先生に

  「なんで戦うの?」と

  フェミくさい質問を

  しまくってたものです。

  あいつが憎いという復讐心だとか

  敵を倒せば景品が得られるという

  メリットも無いままに

  じゃ~戦いましょうかと言われても

  盛り上がりに欠けるってもんじゃろがい。

  んでもって

  なぜ戦うのかって疑問を投げるたびに

  「テメーはヒネくれてる」だとか

  「闘争心の欠如は将来ナンタラカンタラ」

  とか言われ

  …質問の核心を突いてもらえず

  論点ズラされ気味に終わるんで

  も~イイや別にって。

 

一・昔は

  同性と肌が触れ合うのが

  キツかった…これ相当デカい。

  この齢になっちゃうと もう

  いろいろ慣れてはきましたけど。

  自分は当時 体毛が今より薄く、

  体臭も恐らくは無無無の無でしたので

  サッカーとか格闘技とかヤッて

  腕とかブツかると

  相手の腕毛のジョリリという感触や

  汗臭さ・腋臭が付着するのが

  本当に耐えられなくて。

  今と違って当時って

  もっと何かと不衛生だったんで

  なんかね…そっちばっか気になって

  本題というかスポーツそのものを

  楽しめずにいました。

  無神経な分際で神経質な自分…

  つくづくなオトコ。

  やたら鼻が利くんで

  とにかくオスの体臭が ちょっとね~。 

 

そんなスポーツダメダメの自分ですからね、

舞い込んできた人生初のスポーツ漫画…

それも あのコマーシャルバンバンの

ボートレースの漫画

着手させて頂こうか どうしようか

当初かなり迷いました。

迷えるほどの立場にも無いんですけどw

さすがに悩みました。

 『こんな自分がスポーツモノか~…。』と。

 

んでもって、悩んだまま連載前

当時の漫画アクションの副編集長さんと

週刊大衆の部長さんと

福岡にある

日本唯一のボートレースの学校に行き

取材を…

 

一般の人が入れない

スペシャルな裏の世界に潜入させて頂き

いろいろ拝見し

インタビューもガツガツさせて頂き

そ~してるうちに洗脳というか

純粋に こう思ったんです。

『あ…この世界 面白い。』

って。

トータル計6日に及ぶ

貴重な取材をさせて頂きました。

レース場の裏側とか選手の宿舎とかも。

 

いや、本当は

その取材内容についてを この場で

いろいろ書きたかったんですが

写真・映像含め諸々

勝手にUPするってのはNGでして。

ちょいと残念ですが仕方ないっすね。 

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話は少し変わりますが、

自分は担当さんとヤリトリしながら

作品を作っていくのが、

(苦じゃないどころか)

大好きなタイプです。キッパリ。

 

「友達」「上司・部下」「ファミリー」

ではなく、

「オレ…スゴイ…ヒトノチカラ…イラナイ」

でもなく、

「共謀者・手を組む」という人間関係が

好きという感覚が

自身の根っこにあるからでしょう。

 

編集さんを敵視する漫画家さんも

結構いますけどね。

売れたあと下がり気味の漫画家さんや

同人で成功してる漫画家さんに多いかな。

まぁそれは置いとくとして

 

この作品の連載中、

最初の担当さんは途中 他社に移籍し…

次の担当さんは途中 編集長に昇進し…

次の担当さんは他社から移籍してきた方…

なんやかんやで約1年

計3名の担当さんの交代劇がありました。

 

いずれの担当さんも

タイプの違うヤリ手でして

こんなイカレた自分にも

凄く良く接して下さいました…感謝。

 

ただ、当然どの担当さんも

機械ではなく ひゅーまんでして

それぞれの個があり

それにより、結果、どうしたって

編集さんの個の影響を

 吸収力抜群夜用仕様に

 カスタムしてきた

 自分みたいな漫画家】

担当さんのチェンジにより、

同じ作品なのに

作風が変わってしまう傾向に。

ハタから見りゃ大差ないかもですが…。

 

暖簾分けしたラーメン屋でも

店が変わり店員が変われば

スープに違いが出る的な。

 

自分の漫画活動人生の中で最も

「そういった微調整」が難しかったですね

この作品は。

 

あと、

ボートレース協会様に

配慮した上でのコメディというのも

なかなかに真価が問われましたね。

ボートレースJK描く学園コメディ、吉沢緑時の新連載「なみじょ ...

力不足を痛感しつつ…

塩味を感じつつ…

 

なんにせよ、

こんなコロナ禍に

単行本発売まで携わって下さった

関係者の皆様には感謝でございます。

 

↓こういうページも助かります。
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-85451-0.html?c=20199&o=&

 

では。