セイコー ディズニータイム ピノキオ
Seiko DisneyTime Pinocchio
沈丁花が満開だった時期…
レトロウォッチを片手に
根津地区を散策してきました。
今 住んでる所からだと、
東大農学部を突っ切るのが近道。
この日本の地震研究所の中枢と…
この素晴らしくレトロな野球場の間の
獣道を通るのが ちょっとした楽しみ。
NO.13で紹介した根津神社の
つつじ祭りに足を運んだんですが…
撮影時は まだまだ
つつじが あんま咲いてなくて、
人も少なめでした。
根津神社は ちょくちょく何か
イベントをやってまして…
その度に鳥居の下に
この露天が現れます。
ここで売ってる
【みやぎ石巻粗挽き牛タンつくね串】が
美味しいので、オススメです。
値段も手頃です。
タレと塩が売ってます。
上がタレ。下が塩。
(撮影前にカジってしまいました。)
皮肉なのが、根津神社を少し離れた
この場所 ↓ のほうが…
つつじが満開っていう。
なので ここでパシャリ。
不忍通りに出ると、 ↑
俗っぽい空気になってしまい残念。
こ~ゆ~雰囲気は嫌いです。
【根津よし房】
こんな感じの店が不忍通り沿いに
もっと増えるのが理想です。
ちなみに ここ…行列店です。
さぞかし美味いんだろうけど…
う~ん…並ぶのはイヤだ。
藍染大通り。
大通り…確かに大きな通りなんですが、
車がビュンビュン
走るような道ではありません。
ホコ天になってる時間帯もありますし、
随所にある
車が通れないような狭い路地とも
繋がってるので、
この藍染大通り界隈は
落ち着いた散策が楽しめますね。
恐らくは東京藝大が近いから…
ですかね。そこら中に ↑
こんな感じの
アートスペースがあります。
根津の魅力=藝大臭
って感じですね、俺的には。
なんせ
本屋にもパン屋にもケーキ屋にも
藝大臭が染み込んでますから。
【ひるねこBOOKS】 ↑
貸して頂いたトイレが凄く清潔だったので
とても好感が持てました。
【つばめブックス】 ↑
ここでは よく古本を買います。
ロシア製のレトロな腕時計が
売られてるので…
つい入店しちゃうんですよね。
オークションサイトじゃよく見かけても
現物は なかなか見られないので。
【Bonjour mojo2】 ↑
このパン屋のパンは
美味しいですよ~。
個人的には惣菜系…特に
象パンが お気に入りです。
そのパン屋の手前は
こんな感じの狭い路地でして…
それが また良いんです。
【ル・クシネ】 ↑
このケーキ屋さんのケーキは
ヤバイですよ。
甘いものが苦手な俺が、なぜか
バクバクいけちゃうんです。
オススメは
レモンクッキーと、
オレンジが上に乗っかった四角いヤツ
…です。
以前 閉店真際に ここに入店した時に
ちょっとしたキチ●イに遭遇したので
その時の話を1つ。
まぁ閉店真際だったんで ろくに
ケーキが残ってない状況だったワケです。
人気店ですしね。
なので仕方なく
あまってた2コのケーキを
購入したんですよ。
この店なら どれ頼んでもハズレは
ありませんからイイかって。
で、店員さんが
「コーヒーをサービスします」って
カウンター上のポットの頭をプッシュして
ホットコーヒーを
紙コップに注いでくれてたんですね…
コポポポって。
イイ雰囲気でしたよ。ココまでは。
そしたら突如
山登り風の格好をしたオバサンが
店に入ってきて
「ケーキなくなっちゃった」って
悔しそうにブツブツ
連呼し始めたんですよ。
まばたきひとつせず。俺を見ず。
『え?…このオレよりクズじゃん
何この育ちの悪そうなオイボレ』
とムカツキつつ、
一応 漫画活動をしてる身ですからね…
『これ何かネタに繋がるチャンスかも』
って気持ちも働いて…
そのBBAの様子を極力モブに徹して
観察してたらですね、そのオバサン
俺と店員の間にグイっと割って入って…
確実に何もないケースを見つめつつ
何やら常連客感を漂わしながら
(コーヒーを注いでる最中の)
店員さんに話しかけ始めて…
その時 聞こえたんですよ。
ポットの頭を押す度に空しく響く
コシュー…コシュー…という音。
瞬時に俺と店員さんの間に
テレパシーが発動しましたね。
『ポットの中のコーヒーが
どうやら俺の分しかなく、
閉店間際じゃ作り置きも無い。
つまりは
あとから来たオバサンの分は無い』
↓
『このまま俺だけコーヒーもらって
BBAの分は無いとなると
BBAが あまりにもミジメな上に
このババア…怒りの矛先を
俺ではなく店側に向けかねない』
と。
なので俺に向かって店員さんがボソッと
「さ…最後の一杯です」と言った時に
「俺…いらないので…こちらのかたに」
と返したんです。
次の瞬間…そのオバサン…
日光で人の荷物に手を出す猿みたく
ホットコーヒーの入ったカップを
礼の一つも言わず奪い去ってったんで…
あまりの純度の高いクズっぷりに
その場で思わず笑っちゃいましたね。
「おほほ!」って。
あんな客も相手しなきゃいけないんだから
接客って大変…。
この話は ここまで!
【旅館 澤の屋】
よくテレビで紹介されてる旅館ですね。
客足が遠のいていた時代に
『浅草が近いせいか外国人観光客が多い』
ってところに目を付けた店主が
外国人観光客に超特化した旅館にし
大成功っていう。
なので自販機もORIGAMIデザイン
という粋(?)な演出。
たしかに外国人が多い!
【COUZT CAFE 】
これでコーツトカフェって読みます。
根津は神保町・清澄白川に続く
第3のカフェ町だと勝手に
決め付けてるんですが…
中でも この【COUZT CAFE 】が
大の お気に入りです。
インテリアが良いんですよね~。
んでもって店員さんの愛想も良い。
でしゃばり過ぎず客をシカトし過ぎず。
そして このオシボリ。
この手の店のオシボリがチャチだと
一気に萎えるんですが、
シッカリしてるんです。ええ。
この店の
他の喫茶店と違うイチバンのポイントは
…ズバリこのチコリー・オレの存在です。
チコリー・オレが こんなにも
美味いとは。
他の喫茶店に無いんですよね~
チコリー・オレ。
嗚呼…もうチコリー・オレって
言いたいだけの俺がいますな。
他にも食いたいのがあるんですが…
オレはチコリー・オレタソに
会いに来たのである!
ってゆうかチコリーって
なんなんだろ。
調べる気にはならね~。
この泡が また美味いってゆう。
コーヒーみたいな色してますけど
どうやらコーヒーの類でも無さげ…。
この角砂糖も良いですよね。
ケチってる感じが まずしない。
季節のデザートっぽいのを頼みました
…美味しかったけど
種が多かったのがマイナスでした。
やはりチコリー・オレタソには
敵わないようですな。
今は江古田辺りに引っ越してしまった
音井れこ丸先生…こないだまでは
ここら辺に住んでいたんだよなぁ。
ここでチコリー・オレタソを
紹介したかったなぁ。
でも確か この店は禁煙だったような。
音井先生は喫煙者だからダメか…?
この店は道路沿いの窓側に
カウンター席があるんですが、そこは
オススメできません。
反対側の景色はコレです ↓
やたら目に入る公明党のポスター。 ↑
カフェの紹介はココまで。
↑ 台東区谷中なのに
アパート名に文京区の根津。
谷中は谷中でブランドがあるのに。
っつうか むしろ谷中のほうが
ブランドが高いような。
三浦坂…この一帯は
台東区と文京区の境が
グチャグチャな地帯です。
写真では坂の感じが
伝わらないかもですが、
この、実は結構な急坂を上ると… ↓
いろんなドラマの撮影現場にも
使われるヒマラヤ杉がドーンと
お出迎え。
夕方がオススメ。西日がホラ…。
このムードは なかなか
味わえませんよ。
このムードに憧れて
ここら辺に住みたいな~と思った時期も
ありましたが…スーパーが少ないし…
鶯谷のラブホ街が近いのも ちょっと。
谷中から根津に戻って… ↓
ん…?
NEZUでなくNEDUでは…? ↑
このルビはヒドイな…。
小学生の5・7・5が晒されてました。
小学生も「やってらんねぇ」って
感じで作ったんでしょうね。好きです。
ヒステリーなほど個人情報が~って時代に
普通に公の場で氏名を公表してるんですね。
真ん中の…
「なまえもだ」から光るセンス ↑
↑ 左から3番目の
あまりにもザックリとした
ナゲヤリ感が好き。
↑ これは左から4番目でしょう。
↑ 左から2番目の、山頭火ばりの
単なる感想にセンスを感じました。
↑ なぜ みんな文が ゆがんでんだか。
で、こっからは腕時計の話…
といきたいところなんですが、
この腕時計…詳細が一切 不明なんです。
誰か教えて下さい!
海外のサイトも
あたってみたんですけど成果ゼロ。
いつ・いくらで販売されたのかすら
解らないんです。
恐らく4000円~4800円の間で
当時 売られてたのでは?ってのが
予想っすね。
(写真 撮り忘れたんですが)
裏はベルマークが貼られてまして…
それを剥がせば多少は情報がゲット
出来るかも…けど剥がせないなぁ。
今は これくらいの額で
売られるみたいですが… ↓
(あ…ベルマーク見えますね。コレです。)
自分が購入した4年前は
1万円で売ってましたね。
まぁネットオークションでの登場回数は
割と多めですし、
もっと安いのも売られてましたよ。
状態にもよりますけど。
自分は北海道のセラー様から
入手しました。
オマケで もう1個
同じピノキオの腕時計を付けて
下さったのが…
ありがたくて印象深くて。
今でも持ってますが、
その もう1個は
ピノキオの手の部分が赤いです。
なので少なくとも2種類は
あったんでしょうね。
電池要らずの手巻き式で、
現在も元気に動いてます。
海外オークションサイトでは
全く見ないので、国内のみの流通
だったのかも知れませんね。
なんだか無念…では。
あ…竹書房の担当さんが
根津に住みたいって言ってたけど…
果たして引っ越すんだろうか。