撮影しようとした矢先に
電池、切れちゃいました。
この腕時計…
一体どこの国で、何年に、いくらで
売られていたのか。
どう調べても解りませんでした。
裏蓋には
by voicer
と書かれていたので、
そ~ゆ~メーカーのなんでしょうけど。
こう言っちゃ~なんですが、
この腕時計は
自分の好みからは少し外れてるので
あまり思い入れがないんでごぜぇます。
じゃ~なぜ所持してるのか?
と言いますと、これは
ネットオークションあるあるなんですが、
とあるブツをゲットした際に…
セラーがオマケ的に
サプライズとして同送してくれる
というケースがありまして、それです。
ただ、なんというか…
自分は そういったモノに
妙に愛着が湧いてしまう性分なので
今回お披露目したというワケです。
↑ 横から見ると こんな感じ。
腕時計の話はサクッと ここまで!
環状線にスッポリ入る、
東京都23区のド真ん中 文京区。
その文京区のド真ん中に位置しているのが
今回 紹介する小石川植物園前の
白山御殿町です。
小石川植物園の紹介は いずれ。
御殿町って地名が まず良いですよね。
この地を御殿場スラムと綴ってる
ブロガーもいましたが、
それは あんまピンと来ませんね。
お盛ん×銃刀=スラム
じゃないですか?
ここのムードは
もっと穏やかですから。
え~この一帯は
白山の丘と小石川の丘の狭間の
谷でして
どことなく廃れたニオイが漂います。
と言うか、
印刷所特有のインクの良い匂いが
年中 漂っています。
東証1部上場の大手総合印刷会社
共同印刷の本社がありまして、
そこに寄り添う形で
個人経営の印刷所が軒を連ねています。
消防法に抵触してそうな
狭苦しい路地も多く、
それがレトロ好きな俺には
たまりません。
ワンワンワン!ガルルルル!
キャインキャイン!って感じです。
2008年くらいに この地に
初めて足を運んだんですが、
その時と2018年の今とでは
だいぶ様変わりしちまいましたなぁ
といった印象を受けています。
早い話が
開発が進んでしまってるんです。
駅から遠いというネック、
印刷機やフォークリフトの音が
響く工業集積地域というネック、
加えて
出版不況のアオリと
印刷技術のデジタル化の波を
今後 更に受け続けるであろう印刷業…
多くの居住者は老齢化し、
再開発に消極的な構えでしょうから、
もう20年は
この昭和前期ワールドが残る
…そう踏んでいました。
都内23区のド真ん中で、
小石川植物園が近く、
その借景も拝めるであろう地域が
このまま放置されるってのも、
ありえないか…。
文京区内は今、
この手の印刷地域を徐々に消し
新しい商業施設を建設するという…
言わば
印刷の街という服を徐々に脱いで、
税収の見込める街に変貌を遂げようと
している時期に突入しています。
実際、
この近辺の春日駅周辺の印刷地域は
ゴッソリと消されまして、
2018年4月 現在
爆弾でも落とされたのかってくらい
何も無くなってしまいました。
発展してくってのは、
それは それで楽しみですが、
やはり残念でもあります。
自分は漫画家駆け出しの頃、
一度 共同印刷内に入った
経験があります。
初めて自分の担当になって下さった
集英社の編集U氏が、
何を血迷ってか
こんな問題児を
連れて行ってくれたんです。
集英社で夜中に打ち合わせをして、
帰ろうとした際
「一緒に共同印刷 行きます?」と
誘って下さって。
今となっては
ハッキリ覚えてないんですが、
恐らくU氏は印刷所の人に
〆切を延ばしてもらうよう
お願いをしに行ってたような。
なんか印刷所の人に
注意されて、頭ポリポリかきつつ
謝ってましたね。
目に映るモノが
当時の自分には新鮮で、
あまり担当さんのヤリトリに
耳が行かなかったんですが。
でも漠然と、
『漫画家が〆切を延ばすと
編集さんは
大変な目に遭うんだなぁ』
というのは伝わりました。
その おかげか、
自分は一応〆切は
守っているほうなんじゃないかな
…と。
いや、どうだろ。恐い恐い。
その担当U氏に、
「俺の漫画家としての武器は
なんすか!?」
って質問を当時よくしてました。
そのたびにU氏は笑いながら一貫して
「ネームや原稿を
すぐ持ってくるところ」
と答えてくれてました。
当時の自分は もっと
「画力が伸びそう~」とか
「話作りが上手~」とか…
そういった答えを求めてたので、
「なんすか それは!
ふざけなさんな!訴えてやる!」
と わめいてたんですが、
今となっては
『結構な褒め言葉だっかのかも』と。
それでも一回
派手にヤラかしてU氏に
愛想つかされましたけど。
今では やってないかもですが、
当時ヤングジャンプで、
賞の月刊MVPを獲得した新人を
中華料理屋に集めて、
そこに編集さんも集結して…
何やら決起集会みたいなのを
開催してくれたんですよ。
その席でU氏の上司にあたる
長身の編集さんが
「泥臭いほどの野心が大切!」と
力説されたんですが、
その台詞が妙に心に残って。
『じゃ~いっちょ野心
見せましょう!』ってモードに
なりまして。
当時 駅前で準浮浪者集団が
ブルーシート敷いて
駅構内のゴミ箱や電車内から
拾い集めた漫画雑誌を
100円で売ってたんですが、
そのコロニーを利用してですね、
悪行を働いたんです。
そこを仕切ってるボス的な人に
ジャッキーカルパスを貢いで
仲良くなってですね、
売り物である
100円のヤングジャンプの
とあるページだけ回収したんですよ。
毎号でなく、
自分の読切が掲載された号だけ。
その先 自分が何をしたのかまでは
時効とは言え書きませんが、
こっち方面の人なら
だいたい想像はつきますよね?
そのチョコザイな悪行を
ま~た武勇伝みたく
漫画家のタマゴな仲間達に
自慢しまくってたら
そこから足がついたのか なんなのか、
結局U氏にバレて
ある夜…バーに呼び出されて。
俺は「これぞ野心!ふははは!」って
胸を張っちゃってたんですが、
担当U氏の…失笑からの
「これ…大問題だよ?」という発言に
事態の深刻さを知ったんです。
なので一応
「あ…あれは俺の犯行ではなく
そうだ…!あの女の仕業に違いない!」
と大根芝居を
見事に演じきった次第なのですがね。
バカっすよ本当。
人間、恥をかかないと成長できませんが
…かいたらダメな恥もあるんだなぁと
思い知りました。
単独事故なら ご勝手に…
他人を巻き込む事故はNGって話っすかね。
ここら辺を歩くとU氏との そういった
ホロ苦い想い出とか…
初心ってのを思い出します。
↑
あ…御殿町の まとめに入ります。
御殿町を大塚方面に歩くと
ライフがあります。
ここで売ってるネギは なぜか
よそで買うネギより美味しいです。
なんのこっちゃ。
↑斉藤庵。
店内の雰囲気、都内トップクラス。
飯も美味いし、
嫌煙家でなければ文句なしの
お店です。
にしてもダメっすね、
エクスペリアXZ。
カメラ機能が弱すぎる。
暗いだろ このハゲー!
メカに疎いタコスケからすれば
全体的に操作が直感的でなくって
言い訳がましい。
ソニーにはガッカリっすわ。
なので
アイフォン8に買い換えました。
アップル銀座で買いました。
「物理ボタンの無いアイフォンXより
物理ボタンのある
アイフォン8が欲しい!
物理ボタンの無いアイフォンなんて
乳首の無い巨乳みたいなモンです!」
って店員に言ったら
「アイフォン8の物理ボタンは、
実は物理ボタンに見せかけただけで
事実上 物理ボタンではありません。」
って言われて困惑しました。
「陥没乳頭って話?」
と聞き返そうとしましたが、
それは野暮だなと判断しました。
エクスペリアXZを買った時は
「だから俺はエクスペリア」とか
ポーズ決めて はしゃいでたのに。
今では「えくそぺりあえっくそZ」って
言ってます。
ま、そんなとこっすわ。
ではでは。