作品の内容について…というより、
ちょっと別角度からの お話を…。
自身初の、自分が登場する漫画。
これ、ずっと
やってみたかったのです。念願。
どっから話せば良いんですかね
まず…
いろんな漫画家さんと
お会いしてきた中で、
漫画家さんは主に2タイプに
分かれるなぁと ↓
漫画を読み漁ってきた漫画家さん
と
漫画家に憧れた漫画家さん
偏見でザックリ言っちゃうと
漫画を読み漁ってきた漫画家さんは
部屋に いろんなジャンルの単行本を
ズラリと並べてる傾向に。
んでもって
漫画家に憧れた漫画家さんは
部屋に漫画本が無い傾向に。
漫画を読み漁ってきた漫画家さん
のほうが
いろんな栄養を吸収してきて
ガラパゴってないぶん
バランスが良いというか…
いろいろ見渡せているというか…
成功を収めやすい気がしますが、
どうなんすかね。
自分は幸か不幸か
漫画家に憧れた漫画家さん側でした。
自分の漫画以外の漫画本を
自分の部屋の本棚に並べるイメージ
まるで無いっすね。
小学生の頃
自分が憧れを抱いた漫画家さんは
植田まさし先生
と
岡田あーみん先生
…この二大巨塔に憧れすぎて、
それ以外の漫画にホレこむのは
浮気行為だと思ってたほどです。
(岡田あーみん先生の作品とは
いとこの女の子の部屋の【りぼん】で…
植田まさし先生の作品とは
親父の本棚で出会いました)
ペンネームを
岡田あーみん先生
植田まさし先生
…から取って合体させた
「だぁだま」にしようか
「吉沢緑時」でいくか
悩んだ時期もありました。
その お二方の何にホレこんだのかと
申しますと…
それは自身の見せ方です。
小学生の頃の自分は今以上に
目立ちたがり屋で。
ただ、それが基本 裏目にしか出ず
結果
毎度いろんな黒歴史を刻んでしまってたので
なんやかんや成長過程で
ってゆうか社会人になるタイミングで
『目立ちたいという気持ちはあるけど
自分自身を前面に出すのは違うなぁ
さぁどうしたものか…』と。
そんな時に
『自分の作品の中で
自分のアバターを目立たせる』
という
植田まさし先生と岡田あーみん先生の
見せ方を参考にしました。
どちらの先生も
本体を極力 表に出さないのがクール。
自分が今でもSNSに対して
完全に乗り気になれないでいるのは
『植田まさし先生と岡田あーみん先生は
SNSやらないよなぁ…
政治的な発言といった説教臭さもゼロで
謎のベールに包まれてて…ああ魅力的』
といった憧れが残っているからです。
だったらSNSとかヤメりゃイイじゃんって
話なんですけど、
SNSや このブログを始めたのには
あるキッカケエピソードがあるのです。
以前
受付の白雪さんという作品を
双葉社様で描かせて頂いてまして、
その単行本の1巻が
いよいよ発売…となった時に
タイミング悪く消費税が5から8に
上がっちゃったんですね。
でグレてたら双葉社の当時の担当さんに
「ウチの営業と一緒に
書店を回ってみませんか?」と
誘われて。
腐ってても仕方ないし~と同行したんです。
スーツを着た営業の方2名と
担当さんと計4人だったかな。
いろんな本屋に足を運びました。
むっちゃ暑い日でしたね確か。
んでもって 営業の人が
本屋の店員さん…それこそ
その営業の人より遥かに年下であろう
ヤル気の無さそうなバイトとかにでも
汗ダクで お辞儀しながら
受付の白雪さんの単行本を
目立つ箇所に置いて下さいと
頼み込んでるわけです。
それが彼等の仕事とはいえですよ?
あんなの目の当たりにすると
さすがにグッときましたし
そりゃ心境に変化も起きますよ。
『憧れの漫画家さんはSNSを
やってない…だからって
自分も その真似を通して
良いのだろうか…いや
それ違うよな…
自分もSNSで営業して
1冊でも自分の作品が売れる
努力をせねば』と。
だけど心のドコかには宿便の如く
『憧れの漫画家さんはSNSを
やってない…だから
自分も それを通したい』
というシャバさが残っていて
現状 中途半端な状態に。
でも それが自分なんでしょうな。
ぶひょひょ。
出没!アダチック天国はですね…
『この作者
そんな感じの葛藤を抱えて
描いてたんだな…一丁前に』
とか思いながら読んで頂けると
また違った楽しみ方がある…やも。
ちなみに作中の編集I島さんは
芸能人とかだと誰に似てますか?的な
意見を各方面から頂戴します。
あんま他人の容姿に
自分みたいなヘチャムクレが
あれこれヌカすのも
どうかとは思うんですが
決してディスにはならないはずなので
お伝えしますと…
個人的には…
真飛聖さん1割
ハコフグ1割
※I島さんスミマセン
で、
声は広瀬すずっぽい感じ…
です…かね。
…ってなワケで(?)シメに入りますが
アダチック天国は自分の中では
I島さんが飄々とした まさし君で
自分が情緒不安定な あーみん
ってキャラ設定でした。
アダチック天国…
面白いはずですので
まだ読まれてない方は
是非!
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では。