22:Synchronar[銀]×向丘地区(野良猫デチとの別れ)

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↑ この腕時計

Synchronar(シンクローナ)については、

04:Synchronar×関口地区(画面右カテゴリー参照)

で語りまくってるので、

今回は向丘に溶け込むシンクローナの写真を

前半パパっと見せ…

 

後半は別の話を綴ります…。

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向丘と書いて

まんま「むこうがおか」と読みます。

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いろんな学校が いっぱいある地区で、

登下校する若者が大勢います。

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そのワリには この地区自体には

あまり活気がナイ感じがします。

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まぁお寺や神社も多いので、

良く言えば閑静な住宅街…ですかね。

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以前…

時期は1~2月だったかな…

とにかく とある冬、

この地区の某お寺の駐車場に自分は

よく足を運んでいました。

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理由は…仔猫が いっぱいいたからです。

 

その頃は今以上に

漫画活動が上手く行ってなくて、

さて どうしたモノかなぁと

イライラしながら疲れてた時期でして…

 

仔猫の成長を やや離れた位置から

見守るのが唯一の楽しみでした。

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こんな現実逃避はダメだなぁという

想いも持ちつつ、癒されてました。

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↑ 

自分を警戒して距離を取ってた猫達が

小石を投げるとエサと勘違いして

近くに寄ってきて…ってゆう当時の写真。

 

で…いつの間にか

その駐車場の所有者の

年輩のマダムと親しくなり…

いろいろと猫事情を教えて頂きました。

 

優しく接して下さった

そのマダムには

今でも感謝しております。

 

寒い中ガタガタ震えながら

駐車場でボ~っと座って

猫の集団を見つめ…

時に猫を触りに行こうと試みるも

逃げられてるマヌケな

ニヤケ顔の不審者なんて

普通なら通報モンですよ。

 

「この駐車場に猫を捨てに来る人が

 多くて困ってる…

 避妊去勢しても全部の猫を

 捕まえられるワケではナイから

 こうして毎年 子供が生まれてしまう」

 

マダムはそう嘆いてましたね…。

 

全方位 公園と墓場と

学校のグラウンドに囲まれ

民家から離れた この駐車場は

猫を捨てるのに格好の場所ですから

なるほどって感じでした。

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今でも中高生が気前よく

「地域猫にちゃんに。」って

エサをあげてましたし…

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子育てをする親猫にとっても

見晴らしが良く雨風を凌げ

ボンネットで暖が取れる あの駐車場は、

何かと住むのに適してたんでしょうね。

 

当時は10匹くらいの

野良猫(地域猫?)が

常時タムロってまして、

仔猫は4匹いました。

 

その中の1匹の、好奇心旺盛な

サバトラ白の仔猫が特に可愛く、

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↑ 風で動く枯葉に反応…。

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↑ 近寄ってからの~…

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↑ 破壊活動。

 

自分は勝手に【デチ】と

名付けてました。

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ナゼそんな名前にしたのかと言うと…

両前脚を浮かせながら豪快にクシャミを

連発するコで、クシャミのあとに

バランスを取ろうと

四肢を広げて歩く様子が

デチデチ

と歩いてるように見えたからです。

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「あのコのクシャミ…

 病気みたいですけど…大丈夫ですかね。」

とマダムに聞いた際、マダムは

 

「それ以前に なかなか大人になれるコは

 少ない。だいたい途中 交通事故で死ぬ。」

 

と答えてました。

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なんでも

駐車場とグラウンドを挟んだ一本道は

夜中 人気が無いせいか、

狭い道にも関わらず

法定速度を無視して物凄いスピードで

車を走らせる人が多いらしく、

成長し行動範囲が広くなった仔猫が

駐車場の出入り口から出た辺りで

轢かれて死んでしまうとの話でした。

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↓ 確かに これは…。

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それを聞いた時 思いましたね。

 

『そうなる前に…せめてデチだけでも

 俺が飼おうか…』って。

 

これは

さすがに真剣に悩みました。

 

ただ、現時点で

3匹のオイボレた元野良猫と

暮らしてるので…

4匹目を飼うってのが

…どうしても無理でした。

 

3匹目を飼い始めた時、

2匹目(失明してるコ)が

体毛をむしり血が出るほど

体を噛むようになってしまって…

それは今でも続いてるんですが、

そういった事態を考えると

踏み出せず…結局 断念したんです。

 

セミを取るようなアミでデチを

バッと捕獲したかったんですけどね。

 

あと、デチには仲の良い幼馴染の

三毛猫ちゃんがいて、

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そのコと離すのもツライ…

ってのもありました。

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そんなこんなで、

不安を抱えつつ…

時は過ぎて…

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原稿が大変な日が続いて、

1週間ほど足を運べなかった時が

ありまして…

 

〆切明けの日、駐車場に行ったところ、

猫は何匹かいるものの、デチも三毛も

見当たらなかったんです。

 

そしたらマダムがやってきて…

 

「あのサバトラちゃんは

 こないだ夜中に車に轢かれ

 死んでいたから朝 私が拾って埋めた。

 車のライトで目がくらみ

 動けなかったんだろう。

 三毛ちゃんは ずっと鳴いてたよ。

 探してたんだろうね、お友達を。」

と話してくれました。

 

相方の三毛は その直後に里親に

もらわれていったとの話でした。

 

マダムは淡々と駐車場出入り口そばの

事故の現場に自分を誘導し、

「ここのアスファルトにシミが

 あるでしょ?ココで死んだ。

 猫が轢かれると こういうシミが

 出来て、なかなか消えない。」

とも話されてました。

 

その時はツラかったですね。

 

あの時 飼ってれば…と当然

激しく後悔しましたし、

 

こんな時でもスットボケたコメディを作る

…という漫画活動の大変さを知りました。

 

その後しばらくは悲しさや妙な罪悪感で

その駐車場には行けなかったんですが、

 

今回の撮影をしに

2ヶ月前、久し振りに行ってみたところ…

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(恐らく毎度その登場のタイミングの

 良さから どこかに監視カメラが

 設置されてるんでしょう…)

またマダムが現れ、以前のように

気さくに話しかけて下さいました。

 

「あら~お久し振り…。」

 

「こんにちは…

 猫…もう全然いなくなりましたね。」

 

「あの頃はヒドかったからねぇ…。」

 

「野良猫が見られないのは

 良い傾向なんでしょうけど…

 それはそれで寂しいですね。」

 

「そう…じゃ~コッチおいで…。」

 

「!?…あ…はい。」

 

\\\\\        ザッザッザッザッ…      //////

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「ほら…そこにいるから。」

 

「え?…どこに…?」

 

「そこ…。そこ…。見えない?」

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「あ…確かにいますね。

 なんで あんなところに…。」

 

「さぁ…。」

 

このコを見た時

ものすっごい嬉しかったですね。

 

どうして この時やたら嬉しくなったのか…

それは今でも解かりません。

 

まぁそんな感じです。